1420年から1429年にかけて、ブルネッレスキによってプロジェクトされたものです。
ルネッサンスの調和のとれた建築物で、四角と丸の、規則正しい幾何学模様を基本にしています。大きい方のクーポラは、12のパーツから成り、12人の使徒のシンボルとなっており、一方、星座によって天を表した小さなクーポラをのせた小さな神殿は、神の、父と子、そして聖霊の統一を象徴した3つの壁中の彫像があることからそれと分かります。キリスト教福音伝道者聖ジョヴァンニと、4人の福音著者の物語が描かれた、色彩豊かな装飾はドナテッロの作品で、右に殉教者達を、左に12人の使徒を描いた2つの扉と共にブロンズ製です。しかし、何といってもここに保存されている彫刻作品で最も素晴らしいのは、次に説明する、装飾性のある墓でしょう。